• 2006.09.27 Wednesday
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「太平洋戦争の謎」by 佐治芳彦
太平洋戦争の謎―まだ終わっていない!?日米対決の軌跡
太平洋戦争の謎―まだ終わっていない!?日米対決の軌跡
佐治 芳彦

特に新しいことが書いてあるわけではないのだが、冒頭の石原莞爾に関する記述がかっこいい。

終戦後、石原莞爾の元を訪れた連合国軍の検事が、「日本の罪を日清・日露戦争まで遡って裁きたい」と。。。それに対し、石原莞爾はこう答えたという。「それならば、ペリーを連れて来い。もともと日本は、開国などするつもりはなかったのだ。それを黒船で浦賀沖に訪れ、脅しによって開国を迫ったのはペリーだろうが。日本はペリーに近代化の見本を見せられ、海外へと出て行ったのだ」と。
だいたい、大東亜戦争時のアメリカへの宣戦自体も罪ではないのに、日清・日露戦争にまで遡って裁こうなどと、戦勝国によるリンチにすぎない。欺瞞に満ちた自作自演国家・アメリカに対する、石原莞爾の強烈なストレートパンチだと評価したい。

とは言うものの、関東軍参謀副長時代に起こした満州事変の罪は、免れるものではない。
「昭和天皇とその時代」by 河原敏明
昭和天皇とその時代
昭和天皇とその時代
河原 敏明

天皇在位63年、摂政時代を含めると、68年の長きにわたり、日本国を守り続けた昭和天皇。満州事変・支那事変・太平洋戦争、そして終戦、戦後と激動の時代を生きた、悲劇の天皇の87年の人生に迫る作品。
著者は、皇室ジャーナリズムの草分け的存在・河原敏明氏。過去にも多数の皇室関係の本を出版しており、この作品はそれらの継ぎ接ぎだとの指摘もあるが、降誕から崩御まで克明に描いており、初心者にもわかりやすい内容になっている。

過去124人もいる天皇の中でも、五指に入ると言われる昭和天皇。幕末の騒乱・明治維新、日清・日露戦争を経験した明治天皇もそうだが、満州事変・支那事変・太平洋戦争と、これほどまでに大きな歴史のうねりに巻き込まれた天皇はいないだろう。

「全責任は私が負うので、国民を助けてほしい」。
太平洋戦争終戦後、マッカーサー元帥に伝えたと言われるこのひと言。昭和天皇、マッカーサーともに会談の内容を明らかにしていないので、真偽は闇の中だが、その後の側近の手記などには「発言はあった」と記されている。
最後まで日米開戦に反対であり、最後の聖断でポツダム宣言受託を決定し、玉音放送で終戦宣言、そして人間宣言・・・。誰よりも平和を愛し、最後の最後まで国民のことを考えた昭和天皇の苦悩といったら、現代に住む我々には想像もつかない。

盾となり鉾となり、日本国を守り抜いた昭和天皇、未来を信じて散華した先人たち。彼らに感謝しない国賊どもなど、日本人として生きる価値はない。
彼らの屍の上に我々は立っている。
平和ボケした日本人よ、いい加減、目を覚まそう。
「太平洋戦争全史」by 太平洋戦争研究会, 池田 清
太平洋戦争全史
太平洋戦争全史
太平洋戦争研究会, 池田 清

「全史」というタイトルの割りに、ページ数が少なく、かなりあっさりとまとめられている。逆に言えば、全体を見渡せる内容だ。
真珠湾奇襲の真実、珊瑚海海戦での形勢逆転、ミッドウェー海戦、レイテ沖海戦、インパール作戦、沖縄上陸戦、本土爆撃、そして原爆投下まで、主要な戦いを余すことなく描いている。

この戦争の原因は何だったのか、今でも問われているわけだが、「陸軍の侵略戦争」「自存自衛戦」「アメリカの陰謀説」など、考えられるすべての原因が複合的に絡まり合い、その沸点に達した時、起こるべくして起こったのではないのだろうか。一元的な物の見方は、ただ単純に答えが導き出され、誰もがわかりやすい形ではあるけれども、世界各国を巻き込み、数え切れないほどの人命が奪われたこの戦争を、ひとつの立ち位置からのみ論ずるのはナンセンスであろう。共産党や社民党は、本当に日本人かと耳を疑いたくなるほど、「侵略戦争」だと声高に叫んでいるのだが。。。そうであれば、日本人であることをやめてしまえばいい。反省ばかりでは、何も前に進まない。謝罪ばかりでは、何も前に進まない。

過去に犯した過ちを心から反省し、真の独立国家として、世界平和に貢献することこそ、偉大なる先人たちの屍を乗り越えて、今この日本国の大地に立っている我々の果たす責務であろう。
「ヒトラーとユダヤ人」by 大沢武男
ヒトラーとユダヤ人
ヒトラーとユダヤ人
大沢 武男

ヒトラーは、いかにしてユダヤ人を憎悪していったのか?
ヒトラー、ナチによるユダヤ人大虐殺について書かれた本は多いが、この本はヒトラーがそこに至るまでに何があったのかを読み解く。

といっても、真実はわからない。
ヒトラーがなぜ、ユダヤ人を憎んだのか。この点については謎が多く、未だ真実は解明されていない。
しかし、この本は入門書なので仕方がない部分もあるが、その当時、ユダヤ人がドイツにおいて、そして国際社会において、どのような存在だったのか、そしてどういった振る舞いをしていたのかが、まったく書かれていないのは残念だった。
ヒトラーとユダヤ人の直接的な関係では、ホロコーストに至る経緯は解明できないかもしれないが、国を持たないユダヤ人の国際社会における振る舞いから、その謎は少しくらいなら読み解けるかもしれない。
ヒトラーが思っていたようなユダヤ人による世界征服の恐れは本当になかったのか? もちろん、それは軍事的ではなく、経済的な要素によって。

ヒトラーの行いを正当化するつもりは当然ないが、直接的要因・間接的要因、複合的に検証しなければ、学問として成り立たないのはもちろん、単なる読み物としても面白くないものとなってしまう。
著者は専門家でもないし、正式な学術書でもないので、仕方ないと言えば仕方ないが、もう少し広い視点で論じてほしかったというのが正直なところ。
「新・歴史の真実」by 前野徹
新・歴史の真実?混迷する世界の救世主ニッポン
新・歴史の真実?混迷する世界の救世主ニッポン
前野 徹

日本人は、どれだけ日本という国を知っているのだろうか?
日本人は、どれだけ日本の歴史を知っているのだろうか?
日本人は、どれだけ日本という国を愛しているのだろうか?

戦後60年以上も経つというのに、未だに謝罪を続ける我が祖国・日本。そもそも謝罪する理由は? 日本は、本当に謝罪するようなことをしたのか? 太平洋戦争の真実は?
この本は、間違った戦後教育により、祖国を愛せない日本人に対して、日本を愛するように、日本という国に対し誇りを持つよう訴えかける。
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AppleジョブスのiPod革命
AppleジョブスのiPod革命?マッキントッシュ、ピクサー、iPodを生み出した男のカリスマの証明
AppleジョブスのiPod革命
マッキントッシュ、ピクサー、iPodを生み出した男のカリスマの証明

伊藤 伸一郎

Appleのカリスマ経営者スティーブ・ジョブス。
彼が、どうしてカリスマ経営者なのか、という点に主題をおいて書かれた本なのだが、残念ながら内容が薄っぺらい。
筆者は、評論家・伝記作家としては、かなり質が悪い。

確かに、この本はジョブス個人のカリスマ性というよりは、「カリスマ経営者とは何ぞや」という点が主題だからいいのかもしれないが、客観的事実が乏しく、主観から導き出される意見が色濃く出ている。
Apple信奉者やマカーにとっては、物足りないだろうな。


しかし、ガレージからのスタート、Appleの株式上場、Appleからの追放、NEXT社立ち上げ、ピクサー買収、Appleへの復帰などなど、激動の人生のポイントを押さえているので、Apple、そしてジョブスのことを知る導入にはなるかも。
「世界の中心で、愛をさけぶ」by 片山恭一
世界の中心で、愛をさけぶ
世界の中心で、愛をさけぶ
片山 恭一

劇場版を見て号泣、ただ、原作の描写は違うのではないかと思い、原作を読んでみた。

劇場版を見た時の感想は、「サクとアキの関係性の描き方が稚拙」というものだったのだが、原作を読んだら、そもそも主題が違う。
劇場版は「悲しき恋愛を乗り越えた人間の成長した姿」を描いているが、原作は「死生観」が主題。

なので、劇場版にしても原作にしても、描き方が稚拙。

ただ、劇場版のBlogでも書いたが、「相手に対する真っすぐな気持ち」「この人を一生愛するという純粋な気持ち」という取り戻せない10代の淡い気持ちには感情移入できる。
それが大ヒットした要因だろう。


しかし、この程度の作品が大ヒットするなんて、世の中は乾いてるなぁとしか思えない。
グーグル/Google 既存のビジネスを破壊する
グーグル?Google 既存のビジネスを破壊する  文春新書 (501)
グーグル?Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

今、話題のWEB2.0。
その牽引者であり、既存のビジネスを次々に破壊していく。

それが、Googleだ。

Googleは、単なる検索エンジン提供会社としてではなく、全世界を覆うインフラとして機能しつつある。
誰もが、Googleの上にのっかり、その掌の上でビジネスを展開する。
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文明の衝突と21世紀の日本
文明の衝突と21世紀の日本
文明の衝突と21世紀の日本
サミュエル・P. ハンチントン, Samuel P. Huntington, 鈴木 主税

かなり以前から読みたい、読まなければいけないと思いつつ、なかなか読めなかったサミュエル・ハンチントンの一冊。

名著「文明の衝突」の要約本といったところか。


世界は、国・言語を超えて、文明によって集約され、またその文明間において衝突が起こる、と著者は言う。
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「これから情報・通信市場で何が起こるのか?IT市場ナビゲーター<2006年版>」
これから情報・通信市場で何が起こるのか?IT市場ナビゲーター〈2006年版〉
これから情報・通信市場で何が起こるのか?IT市場ナビゲーター<2006年版>
野村総合研究所情報通信コンサルティング一二部

2010年の日本はどうなっているのか?
マネジメントコンサルティング事業を展開する野村総合研究所が、情報・通信市場の近未来を読み解く。

全38分野、序章・本章あわせて372ページ、かなり読み応えある一冊だ。いや、ありすぎ・・・。
一般的な事業会社のビジネスパーソンというよりは、マーケティング・コンサルティング・シンクタンク系企業に勤める人向けといったほうがいいのか。

■序 章:2010年までのIT市場トレンド
■第一章:携帯電話市場
■第二章:ブロードバンド市場
■第三章:eビジネス・ライフ市場
■第四章:放送市場
■第五章:ハード市場
■第六章:プラットフォーム市場
■第七章:セキュリティ市場
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